中堅社員の当たり前を若手に押し付けるな!

よくありがちなコミュニケーションとは?

若手社員は技術修練の時期でまだ全ての業務に対応でき、その場その場の的確な判断も出来ない方が大半を占めています。とくに企業は案件ごとで権限が違います。若手社員は先輩社員とコミュニケーションをとりながら業務を処理していくわけですが、よく「それぐらい自分で考えられないのか?」「○○も知らないのによくこの仕事をやってるな」と言った感覚で先輩社員が、若手社員に対応してしまうことが見受けられます。しかも、実際の業務以外でも社会マナーやコミュニケーション能力に疑問を感じたりしてしまい、歪みが生まれてしまうことがあったりもします。ロジカルに機能するべきはずの社会の中でも感情的な部分というのはやはり除外できるものではなく、こうしたことが原因で業務連携にまで支障が起きてしまうことも珍しくはありません。

先輩社員の皆様が忘れてしまったあの頃

しかし、中堅社員から上の社員の方も、名刺の渡し方から電話応対の段取りまで、右も左もわからない時代が誰もがあったはずなのです。本質的にはそのことを理解している方がほとんどのはずなのですが、日々の業務、複雑な案件に対応していく中で若手のそのような悩みや、不明点に構っていられないというのが本音なのかもしれません。私はよく若手の社員の対応で口にしていたのは、「わからない事は何度でも聞いてもいいよ。何度も聞いてしまうものはきっと君の苦手なものだろうからね。でも聞いて解決する事が当たり前になってしまうことの問題意識は常に持ち続けていてほしいな。」これで若手との距離感はかなり縮まったと思っています。私自身も決して要領のいい方ではありませんでしたもので、やはり若手の気持ちはとてもよくわかりました。忘れたくないことは先輩でも常に学び続けること。背中で語れば、後輩の自主性も伸びると信じています。

毎年、新入社員には新人研修というものが行われます。会社に入社して、自立した社会人としての社員の意識を芽生えさせる為の物なのです。