できたら褒めること。失敗したら原因を探り、切り替えさせること

自主性とサポートの両立

プロジェクトにおいて、より良い実績を上げるためには担当者の自主性を尊重することが非常に大切だと思います。スキルアップで最も糧になることは、これまでのスキルや実績から逸脱しすぎず、かつ容易すぎずレベルの案件を与え、できるだけ本人の力で乗り越えるように促すことです。とはいえビジネスは遊びではありませんから失敗のできない重要な案件です。ですから進捗が思うように運ばず、行き詰まっている場合は即座に判断してサポートに入れるような距離感で見守ることが大事です。「君に任せたから全部やってね」で突き放してしまうと、大概うまくいきませんし、その後の本人の達成感もありません。次につながらなくなることは、そのプロジェクトに関わる人全てに良い影響をもたらしません。先輩社員および上司は必ず大局的な視野で状況を見れなければいけません。

失敗した原因究明は本人よりも細かく真剣に

順調に捗っていた案件でも、ふとした事がきっかけで失敗してしまうこともあります。そこで頭ごなしに叱ることだけが大切だとは思いません。状況も検証せずに輪郭だけでその失敗を片付けてしまうと本人にとっても、何がいけなかったのかが曖昧になってしまいます。人間は本質的にズルい面も持ち合わせていますから、怒られないように都合の悪い報告はせずに、部分的に手を抜いたりするというような行動に仕事の仕方が切り替わる恐れもあります。管理者はその案件について本人さえも気がつかなかったレベルまで検証を行い、的確なアドバイスや指示を与えられることができれば、部下からの信頼や尊敬につながることは間違いありません。任せているけど常に見ている、気にかけているという気持ちが伝われば、部下はよりモチベーベーションの向上と、スキルアップにつながると思います。